ごあいさつ
ダイサンは、1975年設立から足場事業を中心に建設業を仮設から支えてまいりました。
1980年代のバブル期から3K(きつい、汚い、危険)という表現が生まれ、その後1997年をピークに建設業従事者(特に若手)が685万から492万(2020年)に減少し高齢化も進んでいます。不足する技能職を外国人に頼る状況が一般的になりました。
この傾向は、建設業以外にも農業、魚業、介護、ドライバーなども同様の状況です。国や業界で対策を講じられていますが容易に解決できるものではありません。国からは新3K(給与、休暇、希望)という新しい表現が出てきました。
そのような社会情勢の中、希望を持つために推進されているのがI-Constructionです。これは、建設現場にICTを全面的に導入して、建設業界全体の生産性向上を図る取り組みです。
労働力不足の市場への魅力創りのため、社会問題をデジタルの側面から支えていくことが重要だと考えます。AIをはじめデジタル技術は日々進化を続けています。人が人しか出来ない仕事に集中する事がこれからの大きなテーマになってきます。
アナログ職場と言われる建設業も少しずつ変化していますが、改善できる余地が多々あります。我々は、デジタル技術と人が担う役割を融合させ社会問題を解決していきたいと考えます。多様な技術を活用し作業の効率化を図り、本当に必要な事に集中できれば、業界に革新を与えることが出来るはずです。
我々は、今までの経験を活かし、特に人出不足業界のデジタル化を推進し持続可能な社会創りに貢献したいと思います。
人手不足市場の問題解決に対して今までの経験を活かし、業界内にとどまらず新たな技術を積極的に取り込み、社会問題に「デジタルと人財」というキーワードで取り組んでまいります。